Vol.28 涙が人を強くする(2018年11月)

進学塾ニュートン

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Vol.28 涙が人を強くする(2018年11月)

講師コラム

2019/02/12 Vol.28 涙が人を強くする(2018年11月)

ある中学2年生の女の子が、英単語や英語の文章がなかなか覚えられずに困っていました。ご本人に話を聞いてみましたら、何度覚えてもまた忘れてしまうそうです。悔しくて家では時々泣いていたそうです。普通、中学生にもなると、こういうことは恥ずかしくてなかなか他人に打ち明けられません。なので、私はまず「よく包み隠さず正直に話してくれたなぁ」と感心しました。更に、多くの人は何度も忘れてしまうことを、そこまで切実には捉えません。何度も泣くということは「覚えたいけど覚えられなくてよほど悔しかった。それでも覚えたい。できるようになりたい」という強い思いが心の中にあるということです。私は話を聞いて、このお子様の正直で切実な性格が、英語の克服を早期に実現させるだけではなく、その経験が彼女を強くすることを直感しました。

 

実は私自身も英語が大の苦手で、何度も英単語を裏紙に書きながら泣いていたことがあります。単語を20回は紙に書き、3回も4回も自己テストをして覚えたことを確認したはずなのに、1~2日後に改めて自己テストをしてみると忘れているのです。それでも手を止めずに書き続けるその箇所に涙がこぼれ落ちたために紙が破けることもありました。「七転八起」という四字熟語がありますが、まさに7回転んでも8回起き上がり目標を達成するぐらいの気持ちでひたすら取りかかったものでした。あの切実な悔しさは、当事者でなければなかなか分かり得ないかもしれません。相談しても「努力が足りていない」と言われて終わるのが普通です。友人に至っては「そんなに大変ならやらなきゃいいのに」などと言う人もいました。もちろん、諦めてしまうのは簡単ですが、それではいつまでもできるようにならないばかりか、困難なことに対して「諦め癖」がついてしまいかねません。その癖は、後に英語を克服できないことよりも遥かに大きなマイナスとなってしまいます。

 

私は最終的には8カ月かけて英語を克服し、単語もスムーズに覚えられるようになり、英文もスラスラ読めるようになりました。しかし実際には英語が苦手でない人よりも何倍もの努力を要しました。この経験は後の人生において、大きな糧となって今も私自身の強さとなって生きています。今振り返れば、この様なチャンスに巡り会えたこと自体が幸福でした。何度も諦めそうになりましたが、諦めずにやり切れて本当に良かったです。もしお子様が、同じ様な境遇に差し掛かっていそうでしたら、ぜひ「褒めて認めて励まして」あげてほしいです。私たちも同じ気持ちでお子様を指導させていただきます!

                                                                                      宮川創一

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