Vol.65 冬を乗り越えて成長を!!

9月の講師コラムで「試験が連続する大変な学期」と称した2学期も早いもので、もうすぐ冬休みが近づいてまいりました。この2学期は夏から秋、冬と目まぐるしく季節が変わっていくなかで、時に体調を崩してしまう子が見受けられながらも、皆精いっぱいに自身の目標や試験と向き合い努力する姿がみられ、とても頼もしく感じました。

さて、12月の過ごし方について少しお話させていただきます。私は12月の学習のスローガンは「越冬」であると考えています。「冬を越す」と書きますが、主な意味としては生物が気温の低下する冬を乗り切ることを指した言葉です。定期試験も終わり、冬休みが空けて3学期が始まるまでは少し落ち着いた時期となります。生徒さんによっては「冬休みが終わるまで遊んで、3学期になったら頑張ろう」と言う声も時折耳にします。あえて厳しい言い方をするならば、それはとても危険な考え方であると僕は思います。3学期からの学習の出来不出来はこの12月から1月にかけての学習が大きく影響してきます。小学6年生は来年の中学進学に向けた中学内容の学習が始まっていきます。中学3年生は冬休みが他のライバルと差をつける最後のチャンスとも言えますし、1月に入ればいよいよ推薦入試や私立入試が目前となります。他の小中学生の生徒さんについても、3学期内容をこの冬に先取り学習を行うため、欠席の過多や学習態度の不徹底についてはそのまま3学期の学校成績に響いていきます。このように厳しい話ばかりが続きましたがそれほど大切な時期であり、生徒にとって成長の機会であると理解していただければと思います。

そんな冬を乗り越えるために、我々ニュートンのスタッフ一同は「越冬」をスローガンに掲げ、冬を越えた先に生徒それぞれの目標達成を目指して、厳しくも温かい、そんな生徒・保護者様に寄り添ったサポートを心がけていきます。ともにこの冬を乗り越えていきましょう。