Vol.45　戦いに勝ち抜く習慣（2023年4月）

春爛漫のみぎり、ご清栄のこととお喜び申し上げます。

進学塾ニュートン塚口校に在籍しておりました中学３年生は、市立西宮高校・尼崎稲園高校・宝塚北高校・県立西宮高校・神戸高専などに合格し、ニュートン全体で昨年の結果を大きく上回る好結果となりました。

入試報告会では、沢山の保護者の方にご来場いただき、本当にありがとうございました。

今回、その報告会の目玉イベントである卒業生の生インタビューを一部ご紹介したいと思います。

その生徒さんは、当初は2クラス分かれている内のAクラスのスタートでした。中学1年生の当時、学習面においては平均以下だった生徒さんでした。彼の目標校は尼崎稲園高校でした。周りからは期待などされず、両親からも「恥ずかしいから稲園行くなんて言わないで！」と言われているほどでした。その生徒さんは2年後、見事倍率2倍以上の難関である尼崎稲園高校の推薦入試で見事、合格を勝ち取りました！本人は受かるなんて思っていませんでした。しかし、受験生としての心構えとして以下のように話してくれました。

「どんな勉強をしようか？と考えて、結局一日何もしないで過ごすくらいなら、とにかくやってみる！家だとエンジンがかからなかったので、塾の自習室や図書館を利用しました。何か特別なことをしたか言われれば、雨の日でも台風でも塾に休まず通い続けたことです。」

受験は戦いです。誰かが合格したという事は、誰かが不合格になったということです。

夢を叶えることは時に痛みを伴うこともあります。誘惑に負けて脱落していった生徒さんも過去に沢山見てきました。その時、「結局苦労するのはあなたたちだからね！」というような事を私は言いたくありません。私たちは講師と生徒であると同時に仲間です。そこに共通の価値観があります。それは上を目指すということです。挑戦し、戦いに勝ち抜く習慣をぜひニュートンで培っていただきたいと思います。

神成啓吾