Vol.73　時間短縮で効率的に勉強（2022年8月）

昨年、テスト前に同じ学校の友人２人が自習室で勉強しに来ました。

１人は学校平均を目指すAくん、もう１人は5科450点以上を目指すBくんです。

２人とも学校に提出する問題集を取り組もうとしてました。

スタートしてから30分、２人の様子を見たところ、Bくんは4ページ進んでいたのに対し、Aくんは１ページも進んでいませんでした。どうしてそこまで差が開いたのか。

Aくんは難問をじっくり考え、1問に30分消費していたのに対し、Bくんは難問を飛ばし、解説を確認し、解き方を記憶して解いていました。同じ30分でもここまでの差があるのかと、私は大変驚きました。

我々が生徒さんを自習室に誘う理由は２つあります。１つは勉強時間の底上げ、もう１つは勉強方法の確認です。

時には難問にじっくり時間をかけて挑戦する事も大切です。ただ、これが中間テスト１週間前だったらどうでしょう？

私はAくんの30分がもったいないと思ってしまいます。

テストの点数を取るには、「勉強時間を増やすこと」「勉強の質を上げること」の２つの要素を共に引き上げなければなりません。

勉強時間と点数が必ずしも比例しない、そこに勉強の難しさがあり、皆さんが苦戦されるところだと思います。

また、これはテスト勉強だけではなく、日々の宿題でも同じことが言えます。ニュートンの宿題は、基本的に1日15～20分程で終わるように調節しています。宿題にかかる時間が長すぎると感じた場合、何かしら非効率なやり方をしているかもしれません。宿題で分からない場所がありましたら、解説を見るか、先生に相談に来ましょう！

ご家庭の中でお子様の勉強方法に対し、懐疑的に思われましたら、是非我々にご相談下さい。少しでも生徒さんの成績が上がるよう、最善の指導をさせて頂きます！

西岡　淳佑