倍率1倍未満でも不合格者が⁉

進学塾ニュートン

お電話はこちら

【多田校】〒666-0124 兵庫県川西市多田桜木2丁目11-38 吉永ビル多田駅前Ⅲ 3階
【塚口校】〒661-0012 兵庫県尼崎市南塚口町2丁目17-9 塚口ビル 3階
【川西能勢口校】〒666-0016 兵庫県川西市中央町3-2 川西北ビル 3階

開校時間 13:00~22:00 (平日・土曜)

倍率1倍未満でも不合格者が⁉

塚口校 お知らせ,多田校 お知らせ

2022/03/09 倍率1倍未満でも不合格者が⁉

皆さんは「倍率が1倍未満」の公立高校でも、不合格者が毎年出ていることはご存知でしょうか?

通常「倍率1倍未満」の高校であれば、定員を確保するために全員が合格できると誰でも思います。実際に、例えば東京都や大阪府の入試であれば、受験さえすれば、たとえ白紙で答案用紙を提出したとしても合格できます。ところが、兵庫県の公立高校一般入試においては、そうではありません。実際に、例えば数年前、倍率0.99倍であった「川西緑台高校」から不合格者が出ています。また、倍率0.89倍であった「川西明峰高校」から40人ほどの不合格者が出ました。この様な不思議な現象は、川西市だけでなく、尼崎市や伊丹市などを含む兵庫県全体で、毎年起こっています。

一体なぜ「倍率割れ」を起こしている高校から「不合格者」が出るのでしょうか? ある保護者様は「最低ラインがあるのでしょうか?」とお尋ねになられたことがありましたが、そうではありません。実際に合格者数を高校別で見てみますと、倍率割れしていた高校も含めて、定員どおりの合格者数が確保されています。答えは「第二志望者が流入してくるから」です。兵庫県公立高校一般入試の大きな特徴は、何と言っても「願書に第二志望が書ける点」にあります。これは大阪府や東京都にはない入試制度です。もし第一志望が不合格であっても、第二志望の合格者最低点を上回っていれば、第二志望に合格できます。

しかし、誰が第一志望に不合格となるかは、受験が終わってみないと分かりません。つまり「第二志望まで含めた倍率」は受験前には分からないのです。一般に公表されている志願者倍率は、全て「第一志望のみ」の倍率です。倍率が割れているからと言って、決して油断ができないのが兵庫県公立高校入試の大きな特徴です。なので、倍率割れしている高校の入試であっても、白紙で解答用紙を出すなどということはもちろんのこと、決して手を抜くべきではないと言えます。また、第二志望流入による不合格者の続出は、トップ校よりも中堅校・下位校でより顕著にあらわれます。それは、トップ校を第二志望に選ぶ受験生などほとんどいない(全くいないわけではない)一方で、中堅校・下位校は第二志望として選ぶ受験生が圧倒的に多いからです。

進学塾ニュートンでは、常に最新の受験結果を分析して、第二志望の流入傾向をも踏まえた進路指導を徹底しております。志望校選びの際には、ぜひとも教室までご相談ください。受験生それぞれのニーズに合った適切なアドバイスをさせていただき、志望校合格に向けて全力で指導させていただきます!

 ■■□―――――――――――――――――――□■■

進学塾ニュートン

【電話番号】
多田校:072-744-1511

塚口校:06-6423-9889

【開校時間】
13:00~22:00(平日・土曜)

■■□―――――――――――――――――――□■■

 

TOP

無料体験授業