Vol.63 聞く力を培う(2021年10月）

ニュートンの授業では、先生が説明しているとき、生徒さんは「手をひざの上に置いて」話を聞くことを指導しています。

これには、「話を聞くことのみに集中してもらいたい」という意図があります。

勉強が得意な生徒さんは、共通して「話を集中して聞き続けられる力」を持っています。

逆に、勉強にニガテ意識を持っている生徒さんは、注意力が散漫であったり、ぼーっとしてたりして、話を聞けていない時間が他の人よりも長いように感じます。

授業をする以前に、生徒さんが「聞く態勢」に入っていないと、効果は半減します。

過去に小学6年生から入塾してくれた生徒さんで、算数が大変ニガテな生徒さんがいました。その子は、とにかく注意力が散漫な子でした。その子を指導するにあたって、「手をひざの上に置いて、先生の目を見続けなさい」と指導しました。毎授業それを徹底した結果、授業中の集中力が格段に上がり、ニガテだった算数もニュートンだよりに名前が掲載されるまでに成長しました。

学校で、授業中ぼーっとしていることに対して、注意してくれる先生は少ないように感じます。

だからこそ、我々が責任をもって「聞く力」を磨いていくご指導をする必要があると感じます。

生徒さんに一人でも多く、学力UPを実現させてあげたい。

私たち講師はその信念を持ち、これからも生徒さんをご指導していきます！

西岡淳佑