Vol.16 苦手科目との闘い(2017年11月)

進学塾ニュートン

お電話はこちら

【多田校】〒666-0124 兵庫県川西市多田桜木2丁目11-38 吉永ビル多田駅前Ⅲ 3階
【塚口校】〒661-0012 兵庫県尼崎市南塚口町2丁目17-9 塚口ビル 3階
【川西能勢口校】〒666-0016 兵庫県川西市中央町3-2 川西北ビル 3階

開校時間 13:00~22:00 (平日・土曜)

Vol.16 苦手科目との闘い(2017年11月)

多田校 講師コラム

2019/02/08 Vol.16 苦手科目との闘い(2017年11月)

私は英語がとても苦手でしたが、本気で取り組んでから凡そ8カ月で克服しました。重度の苦手科目を克服した期間としては、かなり短い方だということが今になって分かります。しかし、当初の私は考えが大変甘く、塾さえ通えば2~3カ月で克服できると思っていましたので、3~4カ月経過した頃には「自分には英語を克服できない」「努力しても仕方がない」と疑心暗鬼に陥ることもありました。

 

そして人は自分を正当化したい性質を持っていますので、私も無意識のうちに「学校の先生の教え方が悪い」「塾の先生は嘘つきだ」「弟の泣き声がうるさい」などと、他人や周囲の環境のせいだと思い込むようになっていました。

 

ですが今思えば、その気持ち自体が最大の敵でした。実際には、学校の先生の教え方が悪いわけではなかったですし、塾の先生は嘘つきではなかったですし、弟の隣で勉強していたわけではありませんでした。凡そ言い訳をする人は、いい加減な取り組み方しかしていないものです。

 

やがて私は、食事と睡眠時間以外はほぼ全て勉強に費やし、全勉強時間の8割を英語だけに費やしました。にもかかわらず、数学や社会など他の科目の点数が上昇する一方で、英語だけは上がりませんでしたので、悔しくて単語を書き続けながら泣くこともありました。

 

それから数カ月後のある時、ふと英語の長文が読めるようになっていたことに気付きました。苦手を克服するということは、これほど大変だったのかと初めて実感した瞬間でもありました。同時に最も厳しかった塾の先生の言う方法が、一番正しかったことを実感した瞬間でもありました。

 

この克服は、その後の私の人生において、様々な困難を乗り越える手本となりました。苦手を克服するということは、当事者が思っているよりも遥かに大変なことです。「あらゆることを犠牲にする覚悟」と「厳しい状況でも信じて進み続けること」が求められます。しかし、その覚悟を持ち、信じて行動を続けた人だけが、最後には犠牲にしたものよりも遥かに大きな次元の恩恵がもたらされるものです。

 

もし苦手科目を本当に克服したいという気持ちがあるなら、絶対に相談して下さい。方法はいくつもあります。状況によっては受験生並みに優先順位を変え、ご家庭の協力が必要不可欠であることもありますが、受験生でなくても克服はできます。進学塾ニュートンは、部活動と勉強との両立を応援する塾でもありますが、同時に皆さんの本気さに全力で応える塾でもあります。

宮川創一

TOP

無料体験授業