Vol.10 受験生のイメージ(2017年5月)

進学塾ニュートン

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多田校 講師コラム

2019/02/07 Vol.10 受験生のイメージ(2017年5月)

私がまだ東京の大手塾で勤務していた頃の話ですが、ある時、中学3年生が「この問題の答えはありませんか?」と聞いて来ました。その問題プリントは確かにこちらで配布したプリントだったのですが、よく見ると、こちらで課題に出した覚えのない内容でした。

 

「こんな問題を出していたっけ?」と聞くと、「裏面にあったので解きました」と言います。こちらから出した宿題や課題だけでは満足せず、手当たり次第の問題を探しては解いていたというのです。その生徒さんは、中学3年生の4月頃は偏差値が50前後でしたが、最終的には偏差値67程度まで上がり、見事に都立青山高校に合格した生徒さんでした。10月から12月にかけて、模擬試験の判定も非常に順調に上がっていたのですが、できない問題があることに対して「このままでは合格できない」と、しばしば不安を訴えていました。この時期に不安を感じていることは、受験生として健全な証拠です。一方で、不安を行動に変えることができない受験生や、そもそも不安を感じていない受験生の方が危険です。

 

1学期のうちは、毎年よく「うちの子はまだ意識が低いです」という相談を保護者の方々より受けます。一方、生徒さんは「受験生として意識を高めたいが、イメージが湧かず高めきれない」という状況があります。我々講師は、少しでも早い時期に受験生としてイメージを持つことができるよう、受検直前の様々な具体的事例を生徒さんに伝えていきます。また高校見学を少しでも早く進めておくことも効果的です。何度も様々な高校に足を運ぶだけでも、意識をかえることができます。

宮川創一

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