Vol.67 人生にバッドエンドはない(2022年2月)

みなさんのこれまでの人生を振り返ってみてください。全てがうまくいき、全てが順風満帆でしたか？多分そんな人はほとんどいないと思います。むしろ

勉強に対してでも、人間関係に対してでも真摯に向き合ってるにもかかわらず、うまくいかない時って誰にでもあったと思います。そしてそれはこれからもあると思います。もしなかったら本当に幸せだと思います。

でも辛いこと苦しいことがないと幸せを感じることが出来ません。人間は比べることでしか物事を判断出来ないからです。幸せしかなかったら、それは普通になってしまって幸せではなくなります。逆に苦しいことばかりだと、それが当たり前だと思うようになってしまいます。辛い日々が続くことより、辛い日々が当たり前だと思ってしまう方が辛い人生だと思います。今、辛く苦しい日々が続いているとしたら、それを当たり前だと思わずに『次にいいことがあるためのフリだ！！』と思って諦めないでください。諦めた瞬間、辛く苦しい日々が当たり前になってしまうからです。嫌なことや、

しんどい夜が続く時は、「これは次にいいことがあるための“フリ”だ」と。水も、喉が渇いてる時の方がおいしいと感じますよね？「いつでも水が飲める状況よりも、飲めない時に飲んだ水がおいしい」のと一緒で、しんどいことがあったら、その後、必ず何かどっかで楽しさが倍増するような。面白いこと、楽しいことがあるんだっていう風に私は信じるようにしてるんです。みなさんもぜひ、そういう大変な時があったら、「その後に必ず良いことがある！」と思っていただければと思います。みなさんはこれからいろんなことに挑戦されて、いろんな日々を過ごすと思いますけど、どうかその先に“続き”があるということを忘れずにいただけたらと思います。みなさんの、これからの活躍をお祈りしております。

佐野弘晃